リアリスティック刑法

刑法は楽しく学ぶ!

初版第2版がありますので、ご注意ください。

★第2版では、令和4年の法改正(侮辱罪の厳罰化、拘禁刑の創設※)及び令和5年の法改正(性犯罪関係)を盛り込み、さらに初版出版後の過去問知識の追加、わかりやすくする表現の修正等を行いました。

※拘禁刑については、令和7年6月1日施行なので、令和8年度の司法書士試験からの出題範囲となります。

 初版 リアリスティック10

刑法

令和7年受験向け

¥2,200(税込)
ページ数: 292ページ
判型: A5
ISBN: 978-4864665155
発売日: 2021年9月18日 

 第2版 リアリスティック10

刑法

令和8年以降受験向け

¥2,420(税込)
ページ数: 290ページ
判型: A5
ISBN: 978-4864666589
発売日: 2025年3月1日 



著者・松本雅典講師コメント

刑法は、突き詰めるとものすごく奥の深い法律です。

国家が、強制的に市民の身体を拘束したり、場合によっては命を奪う根拠となる実体法が刑法です。

なぜそのようなことが許されるのか、刑法は何のためにあるのか、といったことは、絶対的な答えが出ることはないでしょうが、永遠に議論を続けないといけません。議論をして、理論を突き詰めていかないといけないのです。

国家が市民の命を奪うことまであるわけですから。

 

しかし、司法書士試験では、そういった深い議論まで踏み込む必要はありません。

深い議論や突き詰めた理論の整合性は、求められていません。

よって、「楽しむ」くらいが丁度よいスタンスです。みなさんはおそらく、刑事モノのドラマや映画が好きですよね。

あれだけ刑事モノのドラマや映画が多いことからも、刑事事件に興味のある方は多いと思います。最初は、その延長くらいのスタンスで構いません。

もちろん、刑法を法律として学びますので、理解すべき理論はしっかりと理解して、記憶すべきことは記憶する必要があります。

しかし、刑法は楽しんで学習して欲しいです。

これまで、不動産登記法、会社法、商業登記法と、ヘビーな科目が多かったですよね。

刑法くらいは、楽しんで学習しましょう。